3月15日は、一日、高熱と闘っておりました。
急激に熱が上がったと思ったら、一気に平熱に戻ったリ、高熱と平熱の間を行ったり来たりして寝込み、もちろん、その間、オバケを目撃しておりました（涙）
ウチは最上階だってのに、真上で、人が歩いている音がするんです。
四角い部屋をぐるぐる回っている音、なんて有り得ないのに。
ベランダでは幼稚園児くらいの男の子達が、ガラス越しにこっちをじぃーっと見ているし。
それも、有り得ないから（涙）
いわくつき（？）のお風呂場では、濡れた黒髪が不気味な印象として目に焼きつく、成人女性がぼーっと立っているし。
まったくもって、有り得ないから！！（号泣）
寝たきりで無駄に一日を過ごしたなぁ～（凹）と思いながら、夜がやってきました。
夜になると高熱が続きます。
何も食べていないから体力の消耗も激しく、今夜が勝負かも……と、勝手に思っておりました。
オバケも雑魚は無視するに限るので、眠れないまま、しらじらと夜が明けようとしていたその時
うたた寝をしていました。
飛行機に乗っていて墜落していくのを体感していたり、時計が逆に回っているのをぼんやり眺めていたり、他愛もないような奇妙な夢が一瞬ごとに変わっていきます。
ふと気づくと、私は川岸にいました。
広い川です。
でも、浅そうなので、渡れそうです。
川の向こうは、たくさんの桜の木々とお花畑が見えます。
別にそっちへ行きたいとは思いませんでしたが、なんでそんな妙ちくりんな光景が広がっているのだろう？？と不思議には思いました。
更に不思議なことに、向こう岸から、徐々に、座ったままこちらへ移動してくる奇妙なヒトがいました。
なんだろう？？ って思ってみていると、
昨日もお会いした『死神』さんではないですか！！（号泣）
いやぁぁぁ～～～(T_T)。
その姿を確認した時点で、ココがどれだけヤバイのかを認識しました。
帰ろう、帰ろう、帰ろう！！
絶対、渡らない！ 興味も持たない！！
あたしには関係ない世界なんだから！！！
金縛りで動けなかったのですが、意識だけはしっかりと『拒絶』していました。
すると、その死神が、にったぁ～と笑って言いました。
「おまえ、ほんと、おもしろい。もっと早くに出会ってたらなぁ～」
……って(T_T)。
いや、興味持ってくれなくて結構ですから！！！（号泣）
見てない！聞いてない！！関係ない！！！
そう言い聞かせていると、目が覚めました。
朝の5時過ぎでした。
熱をはかると、38度あります。
まだ38度もあるのか……とがっくりしながら、病院へ行くことにしました。
純粋に飲まず食わずで体力が限界でしたし、このまま寝たきりだと魂を持っていかれかねない
と思ったからです。
可能なら、普通に9時半くらいから始まるお医者に行きたかったのですが、動けないので、救急車を呼びました。
救急車を呼ぶと、絶対に行きたくない病院に搬送されるので、あらかじめ、その病院だけは嫌だと伝えたのですが、他の病院が、ことごとく受け入れを拒否（>_<）
救急車内で30分くらい搬送先を探しましたが、結局、いつもの絶対に嫌な病院へ運ばれることに(T_T)。
その病院の何が嫌かって、どの病院よりもじめっとしていて暗くてオバケがたくさんうろうろしているから、嫌なんですってば……（Ｔ＿Ｔ）
土地も合わないし。
でも、仕方ないので、運ばれました。
脱水症状を起こしていて、採決不可能。
脱水起こしていると、血管が干からびるらしく、ただでさえ極細血管の私は、誰がどうやっても採決は不可能でした。
インフルエンザの検査もしたのですが、結果はマイナス。
細菌が脳に入り込んだわけでもなく、扁桃腺も腫れてなく、下痢もしておらず、腹痛もない。
「熱が高いだけだから、風邪ですかね？？」
という診察結果でした(T_T)。
インフルエンザでなくてよかったですが、『風邪』とも断定されないって……（>_<）
点滴１本していただいて病院を後にしたのですが、その後も、熱は上がったり下がったり(T_T)。
峠は越したと思うので、回復に向かっているハズですが（＾＾；
……それにしても、ぎょっとする体験（？）をしました（涙）。
めっちゃ怖かったです（号泣）
（時々１位！ありがとうございます）
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