ココロのつぶやき@はてなブログ

南の島からの帰国子女で作家。2005年『講談社X文庫新人賞』受賞。現在、『文学フリマ東京』を軸に作品を発表中。

<宣伝>【文学フリマ東京 38】遊びに来てね♪

イベント日程/期間限定キャンペーン通販

 

 

 

※2023年11月の

文学フリマ東京  37】の

お品書き。

 

 

サークル参加5周年を迎えた2023年の【文学フリマ東京  36】、【文学フリマ福岡  9】【文学フリマ東京  37】無事に閉場しました。

 

さて。

 

2023年はサークル参加5周年yearなので、特に張りきって【文学フリマ】に出店しました✨

 

東京も福岡も過去最高来訪者数、頒布数を更新するという快挙で締めくくりましたm(_ _)m

 

思い返せば、2005年に【講談社  X文庫新人賞】を受賞したことを契機に同人誌展示即売会は卒業したのですが、縁あって、2018年5月の【第26回  文学フリマ東京】から展示即売会に復帰しました(╹◡╹)

 

コロナで中止になった2020年5月の【第30回  文学フリマ 東京】以外の【文学フリマ東京】は年2回(5月と11月)、サークル参加皆勤賞です♪

 

2021年からは、毎年10月に開催される【文学フリマ福岡】にもサークル参加しています。

 

次回は、2024年5月19日(日)の【 文学フリマ東京 38】なのですが……⚠️

 

 

 

↑2023年11月11日に開催された【文学フリマ東京  37】までは、一般参加者(=買い手)入場無料でしたがっっっ!!⚠️

 

 

 

↑会場は同じ『東京流通センター』だというのに、2024年5月19日(日)に開催される【 文学フリマ東京  38】では、一般参加者(=買い手)の入場料が1,000円(税込/予定)と有料に変更ですっっ!!⚠️

 

文学フリマ東京】は回を重ねるごとに規模が大きくなっていますし、

 

 

 

↑なんとアップ

 

2024年12月1日(日)の【文学フリマ東京  39】では、コミケでお馴染みのビッグサイトでの開催となってしまいましたっっっ!!⚠️

 

それくらい、規模の大きな文字書きさんイベントに成長したので、2024年5月19日(日)の【文学フリマ東京  37】から有料にせざるを得ないのも納得です(^◇^;)

 

ビッグサイト借りるの、高いもん……(^◇^;)

 

出店料もどんどん値上げされてて……2024月5月19日(日)の【文学フリマ東京  38】では

 

 

 

↑(^◇^;)

 

 

 

↑2023年10月の【文学フリマ福岡  9】。

地方なので出店料はお安いけれど、地方は交通費かかるから……実は東京参戦より高くつく(^◇^;)

 

それら全てひっくるめた上での参戦だし、規模が大きくなるにつれてお金かかるのも納得だから出店料に関して何も不満や問題はありません。

 

ただ。

 

軍資金がないと何もできないので、皆様にお願いがあるのですm(_ _)m

 

結論から言うと、通販利用で拙著をお買い求めいただけると精神的にとても嬉しいし、経済的にはとても助かりますm(_ _)m

 

感覚としては、『クラウドファンディング』ですm(_ _)m

 

対面のイベント参加には、お金がかかります。

 

・イベント参加費(年々、地味に値上げしてる)

・設営グッズ(備品)の買い足し。

・売り子さんのバイト代(基本、東京都の最低時給×7時間分(設営作業1時間、撤収作業1時間含む)+往復交通費全額+イベント中の軽食代+打ち上げ費用全額)×人数分。

・当日無料配布する『お品書き』の製本代(女神舎は5時間のイベントで600部は確実に配布できる)

・当日交通費。

・差し入れ。

・既刊の宅急便搬送の往復代。

・新刊の印刷代(これが1番高い)

 

自費出版本は、装丁にこだわらない必要最低限の仕様でも目玉ひん剥くくらい高くつきます。

 

私は10代から同人誌展示即売会に参加して20年以上でして、その間、消えていったサークルさまの一番の理由は赤字でした。

 

自費出版本のイベントは、金持ちの道楽と揶揄されています。

 

確かに、よほど人気の大手サークルでないと、黒字はなりません。

 

毎回、赤字です。

累積赤字で首が回らなくなった方々が泣く泣く筆を折っていきました。

 

中には、生活費を注ぎ込んでしまったが為に

 

消費者金融による借金地獄

より稼げると言われている風俗嬢

 

に頼らざるを得なくなり、ある意味、哀れな末路を辿った人を何人も見てきました。

 

なので私は、イベント費はイベントで稼いだお金しか充てない、と決めて今に至ります。

 

昨今、敷居がとても低くなったので、自費出版本を携えて物書きイベントに参加する表現者が増え続ける一方、webにて無料で一次創作(=オリジナル小説)が読めることが当たり前になってしまったこともあり、拙著を読んだもらいたくても他中深く埋もれてしまってちょっとやそっとの宣伝では誰の目にも留まらないのが現実となりました。

 

そんな中、私は、

 

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全国で開催されている【文学フリマ】にサークル参加するのが直近の夢です。

 

かろうじて、【文学フリ東京】と【通販】の売り上げから【文学フリマ福岡】への旅費を捻出できておりますが、福岡に行けば行くほど、他の地域でも出店したい思いが強くなっております。

 

今の売り上げでは福岡以外の旅費が捻出できない為、クラウドファンディングな感覚で通販利用をお願いしております。

 

では何故、ふつうに『クラウドファンディング』をしないのか。

 

答えは簡単明瞭。

 

作家である私には『リターン』が用意できないから、です。

 

アイドルちゃんなら、プロマイドがいける。

漫画家なら、イラストがいける。

占い師なら、無料占いがいける。

 

作家なら??

 

少なくても私にはもらって嬉しい『リターン』が思い付かないので、『クラウドファンディング』ができないのです。

 

 

 だから、【通販】のお願いをしています。

 

今なら、期間限定で送料無料!

 

 

まずは、

 

 

 

↑です。

 

お金の余裕は心の余裕。

 

まだまだ無名のサークルなので、ここで皆様からのご支援をいただき次の扉を開きたいですm(_ _)m

 

 

 

お心に余裕があれば、ブログ、Twitterインスタのフォロー、お財布に余裕があれば通販での拙著のお買い上げ(今なら送料無料!)という目に見えるカタチでの応援よろしくお願いいたしますm(_ _)m

 

 

 

……というわけで以下、期間限定で宣伝っ♪


【表現のおもちゃ箱】だと個人的に感じているイベントです。
ぜひぜひ、気軽に気楽に遊びに来てくださいませ♪

 


※既刊は通販にて絶賛発売中♪

 

※今ならお得な【期間限定 送料無料キャンペーン】実施中♪
 

 

文学フリマ東京  38
 
日時→2024年5月19日(日) 12:00~17:00
場所東京流通センター

ブース番号→2024年4月下旬発表
入場料1,000円(税込み/予定)

 

 

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※2024年5月19日(日)の

文学フリマ東京  38】

では

全て既刊となります。

 

 

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<目次>

 

#001  お盆の時期の気配

#002  曾祖母からの警告

#003  旅先での怪

#004  都市伝説だと思っていたことが

#005  人形にまつわる怪

#006  子供の霊

#007  窓を叩くもの

#008  異世界

#009  神隠

#010  名を名乗れ

#011  首無し地蔵

#012  台所の女性

#013  遊園地のお化け屋敷

#014  実在するお化け屋敷

#015  ミイラの怪

#016  鏡台に位牌

#017  鈴の音

#018  狐の正体

#019  真夜中の散歩

#020  トンネル

#021  蛇憑き

#022  ゆめうつつ

#023  弟を騙るもの

#024  呪詛の住処

#025  死神

#026  とある友人の死

#027  悪霊からの返し

#028  女子トイレで頭が二つある霊を視た話

#029  呪ってるのに死なないの?

 

ここからは、書き下ろし。↓↓↓

 

#030  魂が抜けた感覚

#031  慟哭

#032  合図

#033  たらい回し

#034  馬頭鬼と牛頭鬼と座敷童子

#035  見えないものを見ようとする誤解 全て誤解だ

 

 

エッセイ/文庫サイズ/170ページ/1,000円(イベント価格)、1,300円(通販価格) /完売=終売

 

 

初版を執筆中も怪奇現象だらけだったけど、

再販は

文学フリマ東京  37】当日の朝に

スタッフが

車で移動中に

車両全損となる交通事故に

遭遇……

 

 

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※【文学フリマ】公式HPから

お借りしました。

 

 

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※イベント価格です。

 

 

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※従来の住所氏名公表でのやりとりも可能です。

 

 

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 イベント日程/期間限定キャンペーン通販

 

 

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<通販>愛奈 穂佳(あいだ ほのか)作品♪

イベント日程期間限定キャンペーン/通販

 

 

【作品一覧】

 

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再販

 

愛奈穂佳の幽雅な日常

↑タイトルをクリックすると、立ち読みページに行けます。

小説/文庫サイズ/200ページ/1,000円(イベント価格)

/1,300円(通販価格)

 

 

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↑タイトルをクリックすると、立ち読みページに行けます。

小説/文庫サイズ/204ページ/1,000円(イベント価格)/1,300円(通販価格)

 

 

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 ・南の島鎮魂歌(レクイエム)

↑タイトルをクリックすると、立ち読みページに行けます。

小説/文庫サイズ/352ページ/1,500円(イベント価格)/1,800円(通販価格)

 

 

 

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あなたの願い叶えます。ただし…… 4~占い館(ハウス)と七~

↑タイトルをクリックすると、立ち読みページに行けます。

小説/文庫サイズ/150ページ/1,000円(イベント価格)/1,300円(通販価格)

 

 

 

 

ウソのようなホントの話  4~妖(やらかし)の新人女優~

↑タイトルをクリックすると、立ち読みページに行けます。

エッセイ/文庫サイズ/170ページ/1,000円(イベント価格)/1,300円(通販価格)

 

 

 

 

ウソのようなホントの話  3 〜アナタの傍に息づく怪異〜

↑タイトルをクリックすると、立ち読みページに行けます。

小説/文庫サイズ/64ページ/1,000円(イベント価格)/1,300円(通販価格)

 

 

 

 

節句の付喪神〜結華先生の不思議なお話〜

↑タイトルをクリックすると、立ち読みページに行けます。

小説/文庫サイズ/138ページ/1,000円(イベント価格)/1,300円(通販価格)

 

 

 

完売

・ウソのようなホントの話2~愛奈 穂佳の幽雅な日常~

↑タイトルをクリックすると、立ち読みページに行けます。

小説/文庫サイズ/168ページ/1,000円(イベント価格)/1,300円(通販価格)

 

 

 

再販

あなたの願い叶えます。ただし……【総集編】 

小説/文庫サイズ/216ページ/1,200円(イベント価格)/1,500円(通販価格)

 

※『あなたの願い叶えます。ただし……』1巻と2巻を1冊にまとめた【総集編】です。

 

 

 

再販

・スコール

↑タイトルをクリックすると、立ち読みページに行けます。

小説/文庫サイズ/270ページ/1,500円(イベント価格)/1,800円(通販価格)

 

 

 

 

カノジョになりたい

↑タイトルをクリックすると立ち読みページに行けます。

小説/文庫サイズ/210ページ/1,000円(イベント価格)/1,300円(通販価格)

 

 

 

 

愛奈  穂佳  短編集ー怪ー

↑タイトルをクリックすると立ち読みページに行けます。

小説/文庫サイズ/86ページ/1,000円(イベント価格)/1,300円(通販価格)

 

 

 

 

愛奈 穂佳 短編集ー恋ー

↑タイトルをクリックすると立ち読みページに行けます。

小説/文庫サイズ/66ページ/1,000円(イベント価格)/1,300円(通販価格)

 

 

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 ・あなたの願い叶えます。ただし…… ~Ⅲマナ殺人事件(番外)編~

↑タイトルをクリックすると、立ち読みページに行けます。

小説/文庫サイズ/120ページ/1,000円(イベント価格)/1,300円(通販価格)

 

 

 

 

 ・あなたの願い 叶えます。ただし……  2~京都・修学旅行編~

↑タイトルをクリックすると、立ち読みページに行けます。

小説/文庫サイズ/120ページ/1,000円(イベント価格)/1,300円(通販価格)

※残部僅か

 

 

 

完売

 

・あなたの願い 叶えます。ただし……

↑タイトルをクリックすると、立ち読みページに行けます。

小説/文庫サイズ/100ページ/1,000円(イベント価格)/1,300円(通販価格)

 

 

 

 完売

 

・スコール 

2021年5月、再販開始クラッカークラッカークラッカー

詳しくはページ上記をご覧ください。

 

↑タイトルをクリックすると、立ち読みページに行けます。

小説/文庫サイズ/270ページ/1,500円(イベント価格)/1,800円(通販価格)

 

 

 

 

 ・ウソのようなホントの話~海外のオバケ編~

↑タイトルをクリックすると、立ち読みページに行けます。

エッセイ/文庫サイズ/92ページ/1,000円(イベント価格)/1,300円(通販価格)

※残部僅か

 

 

 

 

・ココロのつぶやき

↑タイトルをクリックすると、立ち読みページに行けます。

詩集/文庫サイズ/40ページ/500円(税込)

※残部僅かで売り切りたいので、通販価格もイベント価格も同じです。

 

 

 

 

 

 

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※従来の住所氏名公表でのやりとりも可能です。

 

 

以下、自家発送の場合です。↓↓↓

 

【送料 一律 300円】

 

・常連さま(ご利用2回目から)で、新刊のみのお買い求めの場合送料無料

 

・上記、各作品名のリンク先にて、作品の立ち読みができます。

 

・自家発送なので、買い手さまの住所を教えて頂くことになりますが、無事に商品が到着したら速やかに個人情報は破棄します。

 

・なので、リピーターさまには大変申し訳ございませんが、注文の度にご住所を教えて頂くことになります。

あらかじめご了承ください。

 

・ゆうちょ銀行への前振込のみの対応になります。

 

 

※ゆうちょ銀行は、2018年10月から送金手数料が変更になっています。

 

2018年10月以前は、月に3回までは送金手数料が無料でしたが、2018年10月からは、月に1回だけ送金手数料が無料へと変更になりました。

 

更に変更となります。 ↓↓↓

 

2020年4月1日より、月に1回だけは送金手数料が無料だったのが有料となり、初回から手数料100円かかることになりました。

 

送金手数料はご負担ください。

 

 

【注文方法】

 

megami.1222megami@gmail.com 宛へのメールにて以下を明記してください。

 

件名:女神舎通販に関して

本文:・書名/冊数

    ・住所/氏名/メールアドレス/連絡が取れる電話番号

    ・何かメッセージがあれば

 

折り返し、振込先他をご連絡します。

 

2日以上経ってもこちらからの返信がない場合は、何かしらの事故が考えられますので、再度、ご連絡をお願い致します。

 

その際(=問い合わせ)、各SNSへの連絡でも構いません。

 

 

【注意事項】

 

・入力の際のお名前は、本名でお願い致します。

HNでは、商品が届かない場合があります。

 

・発送事故の備えの為、住所・電話番号・メールアドレスは、確実に連絡の取れるものでお願いします。

 

・携帯番号のキャリアメールをお使いの場合、gmail.comからのメールを受信できるように設定をお願いいたします。

 

・乱丁/落丁/汚れ/当方の商品違いによる返品・交換のみ承っております。

 

・発送は、お品物の厚さにより、『普通郵便/スマートレター/レターパック』を利用します。

どれを使っても、送料は一律300円頂戴いたします。

 

※上記にもあるように、常連さま(ご利用2回目から)で、新刊のみのお買い求めの場合送料は無料。新刊と既刊の複数冊をお買い求めの場合は、送料一律300円頂戴します。

 

 

普通郵便→基本、『ゆうメール』を使います。

 

スマートレター→A5サイズ・厚さ2cm以内。重さ1kgまで全国一律料金。郵便受箱へ配達。郵便受箱に入らない場合は、不在配達通知を差し入れた上で、配達を行う郵便局へ持ち戻ります。速達等のオプションサービスを付加することは不可。日曜日及び休日の配達は不可。

 

レターパック ライト→郵便受けに配達。A4サイズ・厚さ3cm以内。重さ4kgまで。追跡サービスで郵便物の配達状況を確認できる。

 

レターパック プラス→対面でお届け。受取人は受領印か署名を選べる。A4サイズ。重量4kg以内なら3cmを越えても利用可。

 

 

【その他】

 

・基本、1年に2回(春・秋)開催される『文学フリマ東京』に出展しております。

 

・各イベントは開催日時1年くらい前からざっくり告知され、半年前くらいには詳細が発表されているので、地方在住の方がご自身の日程を調整してわざわざ会場に来て下さることも普通にあります。毎回、感謝しています。

 

都内近郊からでも浜松町から流通センターまでの『モノレール』の料金は高く、交通費をかけて会場に来て下さることに感謝しているので、通販価格はイベント価格より若干高く設定しています。

(モノレール代に相当するかしないか……くらいの気持ちですけど)

 

 

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(2022年11月  『文学フリマ東京  35』にて)

 

 

参考までに、【文学フリマ】とは。

以下、公式HPからのスクショ抜粋です。

 

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おまけ。↓↓↓

 

 

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イベント日程期間限定キャンペーン/通販

 

 

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<期間限定> 送料無料キャンペーン実施中♪

  イベント日程期間限定キャンペーン通販

 

 

 ※イベント価格です。

 

 

2018年3月21日の『宇宙元旦』に始めた、 インスタ

開設当初から『目指せ!フォロワー10万人!』し、

 

 

 

【】2022年7月15日付記事にもありますように、 インスタのフォロワー5万人突破済みです(感謝)

 

2022年10月23日(日)に開催された【第8回 文学フリマ福岡】の前日である、2022年10月22日(土)の23:59までに インスタのフォロワー5.5万人突破の目標を掲げていたら、4日前の2022年10月18日に5.5万人突破✨

 

それならば……と、2022年11月20日(日)に開催された【文学フリマ東京  35】の前日である、2022年11月19日(土)の23:59までに インスタのフォロワー6万人突破の目標を掲げ(当初の予定では、2022年12月31日23:59までの目標でした)、目標日時までには達成できたかったけれど、【文学フリマ東京  35】の間に6万人突破✨

 

 

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2022年12月6日現在、 インスタのフォロワーさまは6.5万人です。

 

節目の目標達成が続いたので飽きてしまい(^◇^;)、かといって、開設当初の目標である【 インスタのフォロワー10万人突破】までの道のりは長いので、そこまでで何か設定できる目標はないかな?と考えたら……思いつきましたっっっ✨

 

   インスタ のフォロワー10万人突破までの間、拙著の通販で自家発送の場合(通販サイトも利用しています。そちらは既定の送料がかかります)送料無料にする!!

 

元々↓↓↓

 

 

 

 

↑↑↑としております。

 

理由は、年に2回(5月と11月)に開催される【文学フリマ東京】や年に1回(10月)に開催される【文学フリマ福岡】の会場へ足を運んでくださる方との区別です。

 

イベント会場へ来てくださる方々は、日時を調整し、決して安くはない交通費をかけています。

 

私の場合、地方在住の方は貴重な有給休暇を取得し、日帰り又は泊まりで東京会場に来てくださる複数の方もいらっしゃいます。

 

基本、経緯はともかく、結果、現場に来てくださる方々と通販利用者の方々が同じ条件で拙著購入されるのは私が心苦しいのです。

 

だから、通販では『送料』を頂戴し、価格はイベント価格より若干高め設定にしています。

 

2005年の【講談社X文庫新人賞受賞】を機に、同人誌即売会からは卒業したのですが、縁あって、2018年5月から復帰しました。

 

イベント会場にお越しくださる方も、通販利用者も   インスタ のフォロワーさまがダントツなので、 インスタ限定でキャンペーンをしてきましたが、今回の【文学フリマ東京  35】には、ブログの読者さまもいらしてくださった御礼も兼ね

 

 インスタのフォロワー10万人突破までの間、拙著の通販で自家発送の場合(通販サイトも利用しています。そちらは既定の送料がかかります。)送料無料にする!!

 

……を、開催します(╹◡╹)

 

通販ページにも明記してありますが、こちらにも記しておきます。

 

今回の【期間限定 送料無料キャンペーン】に該当しないところは打ち消し線を使っています。

 

 

以下、自家発送の場合です。↓↓↓

 

【送料 一律 300円】

 

・常連さま(ご利用2回目から)で、新刊のみのお買い求めの場合送料無料

 

・上記、各作品名のリンク先にて、作品の立ち読みができます。

 

・自家発送なので、買い手さまの住所を教えて頂くことになりますが、無事に商品が到着したら速やかに個人情報は破棄します。

 

・なので、リピーターさまには大変申し訳ございませんが、注文の度にご住所を教えて頂くことになります。

あらかじめご了承ください。

 

・ゆうちょ銀行への前振込のみの対応になります。

 

※ゆうちょ銀行は、2018年10月から送金手数料が変更になっています。

 

2018年10月以前は、月に3回までは送金手数料が無料でしたが、2018年10月からは、月に1回だけ送金手数料が無料へと変更になりました。

 

更に変更となります。 ↓↓↓

 

2020年4月1日より、月に1回だけは送金手数料が無料だったのが有料となり、初回から手数料100円かかることになりました。

 

送金手数料はご負担ください。

 

 

【注文方法】

 

megami.1222.megami@gmail.com 宛へのメールにて以下を明記してください。

 

件名:女神舎通販に関して

本文:・書名/冊数

    ・住所/氏名/メールアドレス/連絡が取れる電話番号

    ・何かメッセージがあれば

 

折り返し、振込先他をご連絡します。

 

2日以上経ってもこちらからの返信がない場合は、何かしらの事故が考えられますので、再度、ご連絡をお願い致します。

 

その際(=問い合わせ)、各SNSでのDM連絡でも構いません。

 

 

【注意事項】

 

・入力の際のお名前は、本名でお願い致します。

HNでは、商品が届かない場合があります。

 

・発送事故の備えの為、住所・電話番号・メールアドレスは、確実に連絡の取れるものでお願いします。

 

・携帯番号のキャリアメールをお使いの場合、gmail.comからのメールを受信できるように設定をお願い致します。

 

・乱丁/落丁/汚れ/当方の商品違いによる返品・交換のみ承っております。

 

・発送は、お品物の厚さにより、『普通郵便/スマートレター/レターパック』を利用します。

どれを使っても、送料は一律300円頂戴いたします。

 

※上記にもあるように、常連さま(ご利用2回目から)で、新刊のみのお買い求めの場合、送料は無料。新刊と既刊の複数冊をお買い求めの場合は、送料一律300円頂戴します。

 

 

普通郵便→基本、『ゆうメール』を使います。

 

スマートレター→A5サイズ・厚さ2cm以内。重さ1kgまで全国一律料金。郵便受箱へ配達。郵便受箱に入らない場合は、不在配達通知を差し入れた上で、配達を行う郵便局へ持ち戻ります。速達等のオプションサービスを付加することは不可。日曜日及び休日の配達は不可。

 

レターパック ライト→郵便受けに配達。A4サイズ・厚さ3cm以内。重さ4kgまで。追跡サービスで郵便物の配達状況を確認できる。

 

レターパック プラス→対面でお届け。受取人は受領印か署名を選べる。A4サイズ。重量4kg以内なら3cmを越えても利用可。

 

 

【その他】

 

・愛奈 穂佳(あいだ ほのか)は個人サークル『女神舎』として基本、1年に2回(5月と11月)開催される『文学フリマ東京』に出店しております。

 

・各イベントは開催日の1年くらい前からざっくり告知され、半年前くらいには詳細が発表されているので、地方在住の方がご自身の日程を調整してわざわざ会場に来て下さることも普通にあります。毎回、感謝しています。

 

・都内近郊からでも浜松町から流通センターまでの『モノレール』の料金は高く、交通費をかけて会場に来て下さることに感謝しているので、通販価格はイベント価格より若干高く設定しています。

(モノレール代に相当するかしないか……くらいの気持ちですけど)

 

 

以上、転記完了。

 

何かご不明な点がありましたら、お気軽にお問合せください。

 

 

 

※イベント価格です。

 

 

現在、上記の作品を通販しておりますが、完売したもの/完売間近なものもありますので、気になりましたら、お早めにどうぞ。

 

自費出版は印刷代がべらぼうにかかるので、よほどのことがない限り、私の場合は完売=終売です。

 

あと数冊で完売する作品がちらほら出てきているので、2024年5月19日(日)開催の【文学フリマ東京 38】までに完売したいです。

 

文学フリマ東京】では、1サークル2ブース(1ブースは長机半分)まで取得可で、我が女神舎は、参加ごとに新刊を1~2冊頒布している為、2ブースでもレイアウトがキツクなってきております(^^;

 

 

※【文学フリマ東京 35】

 

 

ほんと、あと、数冊なのがちらほらあって(^^;

 

送料無料キャンペンーン中にぜひ、拙著とのご縁がありますようにアップ

 

 

 

……というわけで、以下、期間限定で宣伝っ♪

【表現のおもちゃ箱】だと個人的に感じているイベントです。
ぜひぜひ、気軽に気楽に遊びに来てくださいませ♪

 


※既刊は通販にて絶賛発売中♪
 

 

  文学フリマ  東京  38
  
日時→2024年5月19日(日) 12:00~17:00
場所東京流通センター 

ブース番号→2024年4月下旬頃発表
入場料1,000円(税込み/予定)

 

 

 

※2024年5月19日(日)の

文学フリマ東京  38】

では

全て既刊となります。

 

 

 

 

初版→2021年5月16日

再販→2023年11月11日

書き下ろし6話追加

イベント価格→1,000円

通販価格→1,300円

 

 

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※【文学フリマ】公式HPから

お借りしました。

 

 

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※通販価格は、1,800円

 

 

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※通販価格は、1,300円

 

 

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※通販価格は、各1,300円

 

 

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※イベント価格です。

通販価格は、1,300円

 

 

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<立ち読み>【再販】ウソのようなホントの話 2 ~愛奈穂佳の幽雅な日常~

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<目次>

 

#001  お盆の時期の気配

#002  曾祖母からの警告

#003  旅先での怪

#004  都市伝説だと思っていたことが

#005  人形にまつわる怪

#006  子供の霊

#007  窓を叩くもの

#008  異世界

#009  神隠

#010  名を名乗れ

#011  首無し地蔵

#012  台所の女性

#013  遊園地のお化け屋敷

#014  実在するお化け屋敷

#015  ミイラの怪

#016  鏡台に位牌

#017  鈴の音

#018  狐の正体

#019  真夜中の散歩

#020  トンネル

#021  蛇憑き

#022  ゆめうつつ

#023  弟を騙るもの

#024  呪詛の住処

#025  死神

#026  とある友人の死

#027  悪霊からの返し

#028  女子トイレで頭が二つある霊を視た話

#029  呪ってるのに死なないの?

 

ここからは、書き下ろし。↓↓↓

 

#030  魂が抜けた感覚

#031  慟哭

#032  合図

#033  たらい回し

#034  馬頭鬼と牛頭鬼と座敷童子

#035  見えないものを見ようとする誤解 全て誤解だ

 

初版→2021年5月16日

再販→2023年11月11日

書き下ろし6話追加

 

エッセイ/文庫サイズ/200ページ/1,000円(イベント価格)/1,300円(通販価格)

 

 

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<立ち読み>愛奈穂佳 文学フリマ参加 5周年記念誌 【異】

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【立ち読み】

 

いつの頃からか、この土地では『神隠し』が頻繁に起こるようになった。

 

神隠し』とは、子どもなどが急に姿を消す現象をさす。

 

神隠し』には『遭いやすい気質』があるらしく、子どもの場合は神経質な者や知的障害がある者、女性の場合は産後の肥立ちが悪いなど精神的に不安定な時期に遭いやすく、男性の場合は少し愚鈍な者だという。

この土地でいなくなるのは、幼児から小学生の男児のみ。

 

見つからない者もいれば、見つかる者もいる。

見つからない理由も、見つかる理由もわからない。

 

見つかった者の話を聞いても、完全に覚えていないか何回訊いても要領を得なくて気がふれたとしか思えないことを口にするという二種類しかなく、忽然と消え失せたきっかけや何が引き金となって戻ってこれたのかという大事なことは何一つとしてわからないまま今日に至る。

 

近現代になるにつれ、子どもが姿を消すのは『家出』、『誘拐』、『事件・事故』に巻き込まれたからではないか……も選択肢に入るようになったが、それはこの土地以外での出来事だと土地の者たちは思っている。

 

昔から、子どもをさらうのは、民間信仰古神道)としての山の神、山姥

やまんば、鬼、山や原野に関わる妖怪の類――特に、子どもを亡くした雨女という妖怪――だったり、子どもが好きだという天狗の仕業だと言われており、天狗の場合、罰することができるのは『稲荷神』だけらしく、実際に稲荷神に願って子どもが帰ってきたという伝承がこの土地にもあることから、この土地の者は、苺花の生家である『稲荷神社』とそこの『巫女』を頼り、憎んでいる。

 

我が子を見つけてくれた家の者は巫女に感謝するが、見つけてもらえないまま今に至る家の者は、巫女を軸にあらゆるものを憎み、許せずにいる。深い哀しみと憎悪が溢れ出して衝動的に巫女に危害を加えるか殺害しても不思議ではないくらいの感情を抱えているのは誰から見てもわかる人が一定数いるのに、誰一人として神社や苺花たち家族への嫌がらせはしない。

 

 ・2023年5月21日 初版発行

小説/文庫サイズ/204ページ/1,000円(イベント価格)/1,300円(通販価格)

 

 

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<立ち読み>南の島の鎮魂歌(レクイエム)

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【立ち読み】

 

「夢は今も巡りて 忘れがたし ふるさと」

 

右手に行灯(あんどん)、左手に籠を持ち、古い歌を口ずさみながらゆっくりと歩いているうら若き日本人女性となれば、大抵の者は条件反射で服装は着物だろうと思うかもしれないが、彼女は『白地に朝顔』という定番の浴衣だった。

 

体感温度は夏なので、浴衣でもおかしくはない。

 

オカシイのは、場所と時間帯と彼女の持ち物だった。

 

彼女がゆったりと歩いている場所は、『シンガポール日本人墓地公園』という名の墓地公園。読んで字のごとく、『墓地』と『公園』を兼ねた不思議で珍しい場所だ。

 

発祥は明治24年に遡る、由緒正しき墓地で、ある時代には、敷地内にあった寺や火葬場が白蟻の餌食になり、建物は廃墟となったこともある。

 

雑草が生い茂った結果、近所の人が放った牛に墓碑が蹂躙されたこともあったし、別の時代には、土地自体が政府に没収されたり、望まぬ戦火で荒れ果てたりしたこともある。

 

ここは、紆余曲折した歴史を持つ場所なのだ。

 

1987年にシンガポール政府から接収令が出された時、在星――シンガポールに住んでいる、という意味――する日本人関係者の尽力によって、そこは『墓地公園』として生まれ変わることになった。

 

『墓地』ではなく『墓地公園』として、という条件付きで30年の借地権を認められたのだ。

 

そういう条件だったので、1987年以降は、シンガポールで死亡したから……と埋葬を希望しても叶わなくなったが、代々の墓守が今まで以上に保守に力を入れるようになったので、よく管理の行き届いた墓地公園として有名になり、今日に至っている。

 

その約9,000坪の土地には、様々な墓がある。

 

立派な墓標もあれば、木標が朽ちたもの、木標が朽ちてコンクリートの礎石だけになったもの、石柱の折れたもの、西洋式のもの、中国式のもの、有名人の碑、供養碑、納骨堂、地蔵……。ここは和洋中、様々な文化が交錯している独特な墓地だ。

 

ただでさえ墓地という一画は特殊で、不謹慎ながら昼間でもどこか「気味が悪い」と感じてしまうもの。

 

そんな場所に彼女は一人でやって来ていて、この一風変わった場所に馴染んでいた。

 

そろそろ日付も変わりそうだという真夜中の時間帯と、墓地公園という場所を除けば、浴衣姿で外を歩いている女性……は別段不思議ではないだろう。

 

――が、彼女は浴衣に加えて『行灯』と『籠』を手にしている。

 

それだけで人はぎょっとして我が目を疑うだろうが、よくよく彼女を見たらさらに魂消る事になるだろう……。

 

何故なら、彼女の持つ籠の中には、溢れんばかりの『卵』が入っているのだから……。

 

そしてなにより――。

 

『彼女』はまだ15歳の少女だったりする。

 

・2022年11月20日 初版発行

小説/文庫サイズ/352ページ/1,500円(イベント価格)/1,800円(通販価格)

 

 

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<立ち読み>あなたの願い叶えます。ただし…… 4 ~占い館(ハウス)と七~

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【立ち読み】

 

「ドアの貼り紙! あの『あなたの願い叶えます。』から先、どうして虫食いな……んです……か?」

 

「別に無理して敬語使わんでえーよ。うち、東京在住歴そこそこ長いけど、敬語の文化には一向に慣れへんし、慣れる気もないねん。相手が嫌や言うたらちゃんと敬語使うけど、そうでなければ、年齢関係なく、うちはタメ口やから、あんたもそれでえーよ」

 

「え? あ……ありが……とう」

 

 七七はぎごちない笑みを浮かべた。

 

「で、や」

 

「え?」

 

「なんで、オモテの貼り紙が『虫食い』かと言うたらな」

 

 うんうん、と七七は好奇心たっぷりな表情で『魔女』を見ている。

 

「今夜が二十三日月……いわゆる、『下弦の月』やから」

 

「は?」

 

 言ってる意味が解らない、と全身でそう訴えている七七に対し、『魔女』は笑顔の無言で「それ以上は教えない」という圧をかけていた。

 

「……」

「……」

 

 『魔女』と七七は、真正面から互いを見ていた。

 

 圧、気合い、気迫、根性、強い思い――など、目には見えないけれど、間違いなく伝わったり感じたりするからこそ、『気圧される』、『圧倒される』という言葉が存在しているのだろうと『魔女』は思っている。だから、初めて店にやって来た人には、それとなく会話の中でいろんな種類の『圧』をかけて対応を変えている。

 

 どれくらい時間が過ぎただろうか。

 

 七七はそっと『魔女』から目を逸らした。

 

(うちの方が精神力は強い、と)

 

 OK!OK!と『魔女』は心の中で満足した。

 

 ソレさえ見誤らなければ、恐れることは何もない。

 

「――で」

 

 『魔女』の声に七七は視線を戻した。

 

「あんたはあの貼り紙を見て、『虫食い』なことがめっちゃ気になって、理由が知りたいと思っただけなん?」

 

「……」

 

なぜだかわからないけれど、七七は、この『魔女』にはストレートに本音でぶつからなければならないと強く思った。下手にはぐらかしたり、曖昧な物言いをしてしまったらその場で『魔女』との会話は終了し、見捨てられるような気がした。

 

 それだけは何があっても避けたいと強く思う自分を訝しく思いながらも、七七はすがる思いで意を決して答えた。

 

「違う、わ……」

 

「……」

 

「……私が『『虫食い』よりも気になったのは……」

 

 七七は『魔女』をまっすぐに見た。

 

「貼り紙の、最初の一行……」

 

「……」

 

 『魔女』は微笑を浮かべながら七七を見ている。

 

「――『あなたの願い、叶えます。』って、なに? どういうこと? そんなこと、本当にできる……の?」

 

「……」

 

 七七の心の奥底から溢れ出る思いが、自分でも驚く言葉となって出てきた。

 

「――『あなたの願い、叶えます。』、なんて……そんなの……普通に考えて……無理じゃない?」

 

「……」

 

 『魔女』は微笑を浮かべたままで、即座に何かを言う気配はない。

 

(私の、願い……叶えたい願い……)

 

 真っ先に脳裏に浮かんだのは、ソウル・メイトである彼――だった。

 

 彼とのすれ違いを軌道修正し、前のように幸せな日々を過ごしたい。

 

(違う! 違う! 違う!)

 

 七七は全力で思い浮かんだことを否定した。

 

(違う。私の叶えたい願いは、希望通りの職に就くこと。みんなに追いつけるよう、1日も早く内定をもらうこと。今は就職活動に全力投球! そのために、高いお金払って占ってもらってるんだから! そうよ……これだけ占ってもらってるのに、『願い』は叶っていない。それが『現実』!) 

 

 だから!

 

「無理だよ……大木センセイのところに通い詰めてたって、『願い』は叶ってない。そうよ……そう簡単に『願い』なんて叶うわけがない!」

 

「……」

 

「私は大木センセイ以外の占い師は知らないけど、『あなたの願い、叶えます。』って耳に心地よい謳い文句をエサに『占い依存症』にさせて、壺とか判子とか東洋っぽいのはもう古くて誰も騙されないから、ちょっとお洒落な西洋のアンティーク家具を買わせる手口……? そうか! そうよね! 西洋とかアンティークの家具とか好きな女子多いもんね! 大学生ならクレカ作れるし、リボ払いできるし、ちょっとバイト頑張れば買えないこともないし! え? なに? ここ、悪徳商法? 霊感商法? 詐欺? 宗教勧誘?」

 

 自分で言いながら、七七は「絶対にそうだ!」と思って怖くなってきた。

 

 一刻も早くここから逃げ出さなくちゃ!と青ざめてパニックに陥りそうになった時、『魔女』は大爆笑した。

 

「――え? あははははは! なんやそれ! あほくさっ! あはははは! 」

 

 抱腹絶倒する『魔女』に、七七はたじろいだ。

 

「あんた、人の話、聞いてた?」

 

「え?」

 

「うちは『占い師』やないし、ここ、アンティーク家具の店ともちゃうねんて。外から室内なか覗いた人はみんな、一点物のアンティークの家具屋と間違えんねんけど、うちのこの格好も含めて、全部、演出や――って。さっき言うたやろ?」

 

「あ……うん……確かにそう聞いたわ――でも!」

 

「でも?」

 

「アンティークの家具もその格好も、『占い師』としての『演出』なんでしょ?」

 

「せやから、うち、『占い師』ちゃうって」

 

「は? 何言ってるの? その格好……その『衣装』は『占い師』だからでしょ?」

 

「そうとも限らへんて。あんた、ほんまアタマ固いやっちゃなー。『固定観念』って百科事典引いたらアンタでてきそうやわ」

 

「は……? 」

 

「これは単なる自己満やけどな、この格好で自分の為に占い遊びやったら雰囲気出て楽しいねんて!」

 

「何占いが売りなのっ?」

 

 七七は目を輝かせて喰いついた。

 

 その勢いに『魔女』は苦笑した。

 

「うちはタロット占いもどきしかでき――」

 

「タロット!」

 

 七七は歓喜の大声で『魔女』の言葉を遮った。

 

「ねぇ! 占って! ここ、クレジット・カード使える? 今日、現金の持ち合わせあんまりなくて……」

 

 七七は室内を見回した。

 

 おそらく、鑑定テーブルを探しているのだろう……と『魔女』はさらに苦笑した。

 

「あんなぁ~」

 

「何?」

 

「アンタ、人の話、聞いてる?」

 

「――え?」

 

 七七はきょとんとした。

 

「何度言うたらええんかな。うちな、『占い師』ちゃうねん」

 

「……え? 何を言っ――」

 

「タロット占いなら、できんこともないけど、うち、自分から「占ったるで~♪」とは口が裂けても言わんねん」

 

「――どうして?」

 

「うちが『占い師』で『タロット占い』がメインになってもーたら、オモテの貼り紙がウソになるからや」

 

「どういう……こと?」

 

「気づいてるかどうか知らんけど、ここ、看板、出してないねや」

 

「あ……うん、それ、気づいた。なんか店っぽい造りの建物があるけど……何屋なんだろう?と思って店の周りを見ても看板見当たらなかったから余計気になって、店に近づいてショーウインドウから室内なかを見たり、入口を見たら……貼り紙があって、最初の一行以外は『虫食い』でとっても気になったわ」

 

「オモテの貼り紙の内容が気になったり、信じた者だけが、ここの扉を開けんねや」

 

「え? そうなの?」

 

「したら、まず、出迎えたうちのこの『格好』を見るやん」

 

「……そうね」

 

「それから、話の流れ次第では、そこのテーブルに案内されて座り、テーブルに置いてあるモノを見る」

 

「タロット……」

 

 七七は指さされたテーブルを見て、駆け出しそうになるのを必死でこらえた。

 

「傍で見てもえーで」

 

 『魔女』に促され、七七はテーブルに駆け寄ってまず目視で確認した。

 

(使い込まれてる! この人、やっぱり、プロの占い師じゃない!)

 

 渡りに舟かも!と七七は高揚した。

 

 『魔女』もテーブルにやって来て七七に座るよう促し、自分は七七の正面に座り、慣れた手つきで箱からタロット・カードを取り出して円を描くように交ぜ始めた。

 

(間違いない! この人、プロだ!)

 

 七七は瞬時に決めた。

 

(就職活動に関しては大木センセイにまかせ、恋愛に関してはこの人に託してみよう! そうしたら、お金の心配はあるけれど……大木センセイに角立てないで心置きなく同時進行が可能になる!)

 

 占いをお願いするタイミングを計り始めた七七に気づいているのか気づいていないのか……『魔女』は可笑しそうに嗤った。

 

「『魔女』に『タロット・カード』とくれば、ココを訪れる人間にとって申し分なく信頼感が増して話がスムーズに進むんよ。大概は、あんたと違って切羽詰まってる興奮状態やねんけど、このワンツー演出でうちが主導権を握れるから話が楽になるねん。」

 

「……」

 

 止まない抑えた嗤いがどこか非人間的で……この人は本物の『魔女』なのかもしれない、と、そんなことあるわけないのに七七にはそう思えてきて背筋がゾッとした。

 

 そんな相手の表情や反応にも慣れている『魔女』は、意に介さず先に進む。

 

「――自分のだろうと他人のだろうと、『占い』で『願い』は叶えられん」

 

「……」

 

「『占い』はあくまで可能性を示唆しているだけの『道標みちしるべ』やからな」

 

・2022年10月23日 初版発行

小説/文庫サイズ/150ページ/1,000円(イベント価格)/1,300円(通販価格)

 

 

 

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