シンガポールに居た頃、日本語と英語と中国語の混ざった、実に奇妙な言葉を流暢に扱っていました。
日本人相手に。
みんながそうだから、そうなるのです。
それが、東京24区(シンガポール赴任の日本人が増え続けるので、そう揶揄されておりました)の共通語のようになっていました。
高校は国際校(ISS International School of Singapore)だったから、日本人以外とも接触するのが当たり前で、実は、中国語や日本語より英語で会話をする方があっさりとしていて楽でした。
人種を問わずに。
でも、日本人相手にそれはどこか不自然で、照れもあり、冒頭のようなごちゃまぜ言語で話をするようになりました。
授業中に回す(笑)手紙も日本語と英語と中国語が散りばめられているから、読み返すと、恥ずかしい限りです。その字面が(苦笑)
日本語と英語と中国語。
なんとなく聞き取れるし、わかるし使えるから錯覚しますが、本当は、どれも逆なんです。
『聞き取れているつもり』で、『わかっているつもり』で、『使えているつもり』……でしかないのです。
何故なら、基礎を知らないからです。
言語には、必ず文法があります。
でも、国際校は語学学校ではないので、選択授業の『外国語』のクラスを受講しない限り、語学の基礎は教えてもらえません。
自発的に学校外の語学学校に行かないと、英語の文法も中国語の文法も学べません。
語学学校で学ぶより、学びたい言語を話す友達と会話している
方が断然上達は早いので……大半は、通っていませんでした。
通わないから、悪循環なんですけどね(苦笑)
通っても、実生活に役立つレベルになるためには、気が遠くなるような時間と忍耐が必要なので、私はモノにできませんでしたが(恥)
なんとなく複数の語学を不自由なく扱えていても、それは、『シンガポール』でしか通用しないのです。
大学で中国語を選択していた時、教授に南方訛だと思い切りバカにされて大喧嘩したことがあります(苦笑)
英語もです(苦笑)。
シンガポールは英国の植民地だったので、英語が公用語ですが、実際は、シンガポール・イングリッシュ、略して『シングリッシュ』というシンガポール独特の英語が定着していて、問題になっています。
シングリッシュは、英語と中国語が混ざったような言葉で、語尾に『Lah』とか『Yah』などをつけるのが代表的です。
イギリスの英語発音でもなければ、アメリカの英語発音でもないので、とても田舎くさい発音に聞こえたんだと思います。
そんなんで『帰国子女』なんて言うな(笑)……って。
キレました(笑)
大学時代は、『アジア帰り』という偏見と戦い続けました(笑)
英語と中国語は、無遅刻・無欠席・課題は全部提出済み、という優等生ぶりを発揮しても、教授と戦ったからか(笑)、単位をもらえず、毎年、事務室へ抗議に出向き、結局、4年間受講しました。
普通は、2年で終了するのですが(笑)
ちなみに、単位をくれなかった理由を話してください、と教授の呼び出しをお願いしましたが、誰一人として説明はしてくださいませんでした♪
(時々1位!ありがとうございます)
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