父方の祖父は、大病もボケもせず、ひっそりと亡くなりました。
具合が悪くて入院していたことさえ、子どもたちは知りませんでした。
病院から長男(伯父)に連絡があって、初めて知ったのですから(苦笑)
祖父は、亡くなりました。
……が、父ら子どもたちは、祖父の直接の親戚を知りません。
祖母関係の遠縁なら把握しているのですが、祖父に関しては手掛かりなし。
祖父は友達もおらず、遺品を見ても、友達がいた形跡は皆無。
やっぱりね……と思ていたことの確認が取れたので、お通夜や告別式は家族葬でいいね?と父と姉兄で今後の段取りを話していたら……
ピンポーン。
来客です。
え?ご近所さんがわざわざ弔問に訪れてくれたとか?
(いや、そんなことはあるまい)
誰だろう?と玄関でお迎えしてびっくらぽん
どこからも見てもインドネシア人?ベトナム人?な成人女性が2名、喪服姿で佇んでおります
は?
何がどうなってる?と思いながら、英語で対応しようかと思ったら、
流暢な日本語で先手を打たれました。
「驚かないでください。私たち、親戚です。遠縁の者です」
「……は?」
玄関先で立ち話をしていたら、親たちがやってきました。
親たちは何かを察したようでしたが、何故か、とても用心深い空気を出して彼女たちの話に耳を傾けます。
結果、父方の一族に語り継がれていた都市伝説は事実だった、ということが判明
父方の先祖(曾祖父まで)は、海賊だったんです。←
それで、財を築いたと思われ……(溜息)
ついでに、先祖の業もカルマも向けられる呪いもたんまり生み出したような気がしないでもないような……(遠い目)
そんな先祖の一人が、インドネシアから王女様(時代的に、インドネシアの国の中のどこかの村の村長の娘かと思われます)を連れて帰って来たそうです。
で、そのインドネシアの王女様は幸せに日本で暮らしたとさ。
ちゃんちゃん
……という話があり、さすがに、それは作り話だろうと誰もが思っていたわけです。
だって、そんなの、誘拐事件じゃないですかっっ
れっきとした犯罪じゃないですかっっ
ないないないない
……ハズが。。。
事実だったというね……(遠い目)
そのインドネシア人 or ベトナム人の成人女性(中年に見えたけど)曰く、おばあちゃんがご縁があって日本に来て、皆、幸せに暮らしてますよと。
で、こちらは何も言わなかったけれど、彼女たちの話(情報)がこちらの知っている話と一致したので、法的(?)に確認は取ってないけれど、【親戚(遠縁)】認定。
お通夜に参列して頂きました。
……が。
あれ?って思いませんでした??
一体、誰が、彼女たちに祖父のことを伝えたのか……と。
彼女たちは、ふつーに言いました。
「春雄さん(祖父・仮名)が教えてくれたの」
……と。
ですよね~ と我々は即座に納得。
だって、それしか、考えられないんだもん……。
私たち、誰も、彼女たちが実在してるなんて思ってなかったし、当然の帰結で住んでる場所だって知らないんだから……(遠い目)
ウソのようなホントの話です。
あ、この後、『火事場泥棒』にも遭遇しましたw
(時々1位!ありがとうございます)
【フォロー大募集中】
(ココロのつぶやきダダ洩れw)
Tiwtter
(オシゴトに関するつぶやき専用)
インスタ
(料理、ぬいぐるみ、にゃんこ、お花……etc)
インスタ
(読了記録専用)